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世にも美しい数学入門

藤原 正彦 / 筑摩書房


最近,色々と興味を持っているものがあります.
ひとつは,脳や意識といった人間の持っている能力みたいなもの.
世界といっても言い換えることが出来るかもしれません.
そして,最近特に興味を持つようになったのが,数学.
脳や意識というものの延長線上にあるのかもしれません.

宇宙の中にある色々な法則性が,数学の中に隠れているということは
小川洋子さんの「博士の愛した数式」を読めば,感じる事が出来ます.
その小説をきっかけにして,数学が持つ意味合いや公式などが生まれてきた
そのバックボーンみたいなものに興味を持つようになったのです.

その「博士の愛した数式」の作者である小川洋子さんと,
「国家の品格」で有名な藤原正彦さんが,数学をネタに対談したものを
納めたのがこの本です.

数学者でありながら,社会的に広い視野を持っている藤原さんは,
小川さんの素朴な疑問などを,わかりやすくお話ししています.
それが読者の我々にもとても素直に理解できるもので,
数学の奥深さや,おもしろさの断片を見せてくれているのです.

日常で数学というと,足し算・引き算・かけ算・割り算程度のものしか
使わないことの方が多かったりするのですが,例えば今こうやって
使っているパソコンや,インターネットというものも,数学なしには
創造することが出来なかったものなんですよね.
数学が現代社会の土台にあることは,ほぼ間違いないわけです.

昔学習した数学の教科書や参考書をふと開いてみたくなりました.
最近本屋さんに行くと,必ずチェックするのが新書のコーナー.
最近は多くの出版社が新書を毎月何冊かずつ発行していて,
玉石混交ではあるのだけれど,それでもやっぱり興味を引かれる本も
何冊か有ったりします.

そんな中で,結構古めになるのですがこんな本を読み終わりました.

鉄道ひとつばなし

原 武史 / 講談社


鉄道には,昔から興味がありました.
男の子が小さい時というのは,体を動かすのが得意な子は野球かサッカー,
そして体を動かすことが余り好きではない場合は,生き物か乗り物,
もしくはゲームの類(といっても,昔はテレビゲームなど無かったので
それこそ将棋になるのですが・・・)に興味を持つというのが定番でした.
僕も,体を動かすことが苦手な人間のご多分に漏れず,小さい頃から
乗り物が大好き.
はじめは,父が運転する車や,お出かけする時に乗る路線バスが
興味の中心でした.

それが,鉄道に手を染めたのが小学校2年生の時.
ちょうどそのころ転校してきた子がものすごく鉄ちゃんだったんです.
その子に感化され,電車をナガメルのがとても大好きになりました.
その転校生は色々知っていて,鉄道のことを知るなら図書館に行けば
情報をを得ることが出来るよといわれ,そこで鉄道専門雑誌が
何誌かあることを知りました.

そんなこんなで鉄道に熱を上げ,見事にはまった小学生時代.
大人になってからは,少し熱も冷めてきたのですが,
新書コーナーでこの本を見て,つい買ってしまいました.

鉄道をとことん追いかけている人からすれば,「まだまだ浅い」と
思われるところもあるかもしれませんが,何だか幼少の頃を懐かしむ
そんな要素がこの本の中に多々ありました.

普段便利に使っている鉄道.
特に日本の場合,大分衰退してきているとはいえ
大都市ではやっぱり必要不可欠な公共交通機関です.
街中であったり,遠いところを結ぶという道具としては,
やっぱり魅力的なんですよね.
最近色々な道具に趣味性を持っている人が多くなりましたが,
そういった意味で,立派な趣味なんだろうなという風に
この本を読んで思った次第です.
巨船ベラス・レトラス
筒井 康隆 / / 文藝春秋










筒井康隆さんのイメージといえば,インテリなおじさんという感じでしょうか.
理路整然とした感じの中に,それをわざとぶちこわす狂気が入り交じったり
ほろりとするような人間味があったりというような小説というイメージもあります.

筒井さんの長編は超久々に読みました.
とにかくデビュー短編集の「東海道戦争」という本には,
思いっきり衝撃を受けたのを覚えています.

今回の新刊は,文芸界が舞台.
虚構の世界がぐるぐるめまぐるしくまわるかと思うと,
その虚構の世界に作者自身,つまり筒井さん自身が登場したりと,
筒井さんの小説としてのはちゃめちゃ具合が強烈です.
また,現代社会を痛烈に皮肉る部分もふんだんにちりばめられ,
暗くなりがちなものも明るく笑い飛ばしてしまう,そんな部分も見られます.
いつもテレビなどでお見かけする,物静かなご意見番という感じではなく,
パワーあふれる感じというのが,この本から感じ取ることが出来ます.

小説を読むというのが久々だったこともあり,すんなりと頭が小説の世界へと
入り込むことが出来にくかったのもありましたが,ラストの部分にかけて
ものすごく集中して読み進めることが出来ました.

ラストは,力の抜けるような突き放し具合がまた何ともという感じです.

筒井さん自身の今現在抱いている課題など,この1冊にあふれています.
文学論,文学界,文壇,出版界,表現等々,それぞれに対しての
意見が小説を通して表れていると思います.
この1冊を読み解くには,筒井さんの文筆活動の経緯など
多くを知っている方が,より深く読み込むことが出来るかもと思いました.
Apple WorksというアプリケーションがiBookにはインストールされています.
必要最低限のワープロ,表計算,データベース,ドロー,ペイントが出来る
統合ソフトなんです.
マイクロソフトオフィスの弟版として昔有ったマイクロソフトプラスみたいな
ソフトというと,Windowsユーザーの方もわかって頂けるかもしれません.

図などを作成する場合,ドローソフトはとても扱いやすいので,
簡単な図をワードなどに貼り付ける場合,Apple Worksのドロー機能を使って
作図をし,コピー&ペーストをして書類を仕上げたりしていたのですが,
どうも,このアップルワークスが不安定なんです.
iBookを購入してから丸3年以上.
ここまで不安定なソフトというのは有りませんでした.
どういう状況下でフリーズするかというと,ドローを立ち上げていて
しばらく机から離れるなどしてスクリーンセーバーが動いた時.
この後,スクリーンセーバーを解除してファイルを保存しようとした時や,
Apple Worksを終了させようとすると必ず(本当に100%)フリーズします.

一体何が悪いのかは,余り見当がつきません.
ちょっと様子を見ながら,スクリーンセーバーを切って
利用していくほか無いかなぁという感じです.
コンピュータのトラブルというのは,仕事をする上で余りあって欲しくないです.
by ryuma75 | 2007-05-27 13:35 | Mac & PC
新神戸オリエンタル劇場で,今日までの公演「まつさをな」,見てきました.

キャラメルボックスで「時代劇」といえば,舞台は幕末.
パンフレットの巻頭のコメントにも成井豊さんが書かれているのですが,
幕末を舞台の設定として扱っているお芝居ばかりキャラメルボックスはしています.

何もそれが悪いと言っているわけではなく,「幕末」という時代が
新しい「何か」を時代の中に多く含み,大きな変化が起こる,そんなときだからこそ
その時代に生きている人間には,多くのドラマが有ったであろうということが
魅力的だからです.
いろいろな人が光り輝く時代に,それぞれの時代ごとの大きな特徴というものが
出来てくるのではないかと思います.

そういった時代背景をもとに,キャラメルボックスのお芝居は
その人間模様をストレートに表現していきます.

僕がキャラメルボックスの好きな理由は何かと考えると,
まさしくその「ストレートさ」「まっすぐな感じ」なんだと思うのです.

今回のお芝居も,その「ストレートさ」が心地よく感じられるものに
なっていました.

もっと振り返ってみると・・・
家庭菜園にもってこいの時期がやってきました.
一昨年から永田農法にチャレンジしだしてから,野菜の味が凄く気になります.
美味しい野菜を育てることが出来た時には,自然とニンマリ笑顔になります.

野菜というのは出来る数というのを調整することが出来ないので,
キュウリなどはいっぺんにたくさん出来るので,自分の家だけで食べられない時など
職場の人などにお裾分けをするのですが,またその時の職場の人の笑顔.
そして翌日の「美味しかったよ!!」とのコメントに心が明るくなります.

今年も色々な種をまきました.
サツマイモの苗などの準備もボチボチしていこうかと考えています.
今年はどれだけの収穫量があるか,今から胸がわくわくする感じが
何とも言えません.

職場でも,家庭菜園の輪が広がりそうで,ちょっとしたブームになりそうです.
どっちの野菜が美味しいか競争ではないですけれども,みんなで野菜パーティーをして
楽しめそうです.
去年は,ぬか漬けが我が家からブームとして職場中に広がりました.
今年は,職場でどんなブームが起こるのか・・・

家族に美味しい料理をつくって食べてもらうのが趣味だったり,幸せを感じるところです.
その材料がさらに自分が手がけたモノとなると,その喜びは倍増.
野菜作りは大変な部分もありますが,この喜びは何事にも代え難いものを
与えてくれる感じがします.
自然の力というか生命の力を肌身に感じられる野菜作り,良いですよ.

ちなみに参考書として利用しているのはこれ.
永田農法 おいしさの育て方
永田 照喜治 岡田 三男 / 小学館
これまでに,何台の車に乗ってきただろうか.
車の免許を取ってから10年以上になるが,所有した車の台数はすでに3台になる.
車が好きで,小さい頃から「早く大人になって免許を取って車を運転したい」と
ずっと思っていた.
18になり,教習所に通い,免許を取って初めて所有したのは軽自動車だった.
その車が欲しかったので,他にも色々あったけれども迷わずこれにした.
そして,この車を10年,もしくは10万キロ以上乗るぞ!!と決意した.
その決意は,このエッセイから影響を受けたことは間違いない.

10年10万キロストーリー 4 (4)
金子 浩久 / / 二玄社





自動車雑誌NAVIに連載されていたコラム「10年10万キロストーリー」.
この雑誌を続けて購入するようになったのは,このコラムを読んだから.
それまでの自動車雑誌といえば,新車の情報であったり試乗記や
話題の車のテストリポートが多かった.
しかし,NAVIという雑誌は少し違っていた.
車を取り巻く「文化」みたいな感じのものをテーマに扱っていたと思う.
そして,このコラムを代表するように車との生活を取り上げた記事も多かった.

しかしながら,いつしか編集長が替わり,雑誌の方針も変化したのか
連載が終わってしまった.
連載が終わってしばらくは惰性で雑誌を継続して購入していたが,
読みたい記事もコラムも次々と無くなり,「立ち読みだけで良いか」と
思うようになった.
最初に所有した車は3年8ヶ月,8万4千キロで友達にゆずった.
2台目の車も10万キロに達することなく,弟にゆずった.
今乗っている車は,5年が過ぎもうすぐ5万キロ.

この連載が終わらないうちに今の車で10万キロを走るか10年以上乗るぞと
改めて決意した.
日本において,サントリーほど興味深い会社というのは無いのではないかと思うのです.
ものすごくおおっぴろげという感じを受けます.

その雰囲気を伝えるモノは,サントリーに勤めていた人が書いた文章などから
感じられると思うのです.
昔で言うと,山口瞳さんの小説「江分利満氏の優雅な生活」からはじまり,
週刊新潮にずっと連載されていた「男性自身」に表れていましたし,
開高健さんの小説にもお酒にまつわるモノが多く,
いかにもサントリーではたらいていたという雰囲気を醸し出しています.
さらには,コマーシャルキャラクターの「アンクルトリス」なども,
色々なところで使われていることで親しみを感じたりする部分があるわけです.

しかし,ここ最近のサントリーといえば,この2冊のエッセイに出てくるサントリーの
イメージが私個人的にものすごく定着してしまいました.

窓際OL トホホな朝ウフフの夜
斎藤 由香 / / 新潮社





窓際OL会社はいつもてんやわんや
斎藤 由香 / / 新潮社





この2冊の著者の斎藤由香さんは,祖父は斎藤茂吉,父は北杜夫,
叔父に斎藤茂太さんとそうそうたる家系の女性が書いておられます.
兎にも角にも,サントリーという会社に勤めているサラリーマンの
人間らしさあふれる姿が,この2冊のエッセイを読んでいると
目に浮かんできます.

サラリーマンという組織の中ではたらく人間って,私自身も就職するまでは
「人間らしさにかけたロボットみたいな存在」みたいなイメージを持っていましたが,
色々な個性を持った人が一つの職場で仕事をしていると,ロボットどころか
それこそコメディードラマという感があり,そのギャップにホッとしたことがありました.

世の中多くの人が色々な仕事に関わって生きているのですが,
この本に出てくることは,どこに出もあるのだろうなという雰囲気が面白く,
また,それをネタにしてしっかりと笑わせてくれて,なおかつ気が楽になる
そういう文章に仕立て上げている斎藤由香さんというのは,
本当に面白い人だなぁと思うのであります.

仕事で疲れた時は,仕事に関係することを振り払いたいモノですが,
仕事を笑い話のネタにして振り払うのも良いかもと,この本を読んで思いました.
マインドマップって皆さん知っていますか?
嫁さんが1〜2年くらい前に,「マインドマップって面白いよ」と
紹介してくれていたのですが,最近脳であったり意識であったりということに
関する本をよく読むようになり,マインドマップについて触れられている
モノを読んで,マインドマップに興味を持つようになりました.

上手く活用すると,仕事でも利用することが出来ると言うことで,
早速やってみようと思い,FreeMindというフリーソフトをダウンロード.
嫁さんのPCには上手くインストールされ,利用できるようになったのですが,
Macに入れて起動してみると,どうも上手く行かないんですよ.
初めて起動した時は正常に動作するのですが,
2度目以降,日本語入力を受け付けなくなり,いくらキーボードで入力しても
ローマ字の羅列が続くばかり.
どうしたモノかと,さんざん2時間ほど悩んだのですが,
どうしても上手く動作しないんですよ.

同じような症状はMacを使っている人の中にもたまに見受けられるみたいなのですが,
どの方も解決したというような記述がないので,どうしているのだろう?と
疑問に思っています.

嫁さんは,一日で生活に関する事をFreeMindを使ってつくりはじめているのですが,
これがとても見やすくてわかりやすい.
頭の中にある関連していることが,一目で見ることの出来る状態になっています.
これは,早く自分のMacでも上手く使うことが出来ればと思うのですが,
一体どうすれば上手く行くのでしょうか?
悩みの種です.
by ryuma75 | 2007-05-16 00:13 | Mac & PC
嫁さんが使っている一眼レフのペンタックスMZ-5がどうやら故障している感じなので,
修理に持って行ってきました.
シャッターの動作音がおかしく,ミラーが上がった後戻ってこなかったり
フィルムが巻けなかったりと,動作全体がおかしくなっていたので,
修理に出すことにしました.

よくよく考えるとMZ-5という一眼レフは,もうすでに10年以上前のカメラになるんですね.
使っていて,古くなる感じが全くないので,長い間使っているという実感が
なかなか湧いてきませんでした.

そう考えると,デジカメというのは古くなるのがものすごく早く感じるのは
僕だけでしょうか.
僕が仕事などでメインに使うEOS55もよくよく考えると購入してから丸8年.
これだけ長い間使っているにもかかわらず使いこなせていない部分もあるのですが,
「何だかデジタル一眼レフっているのかなぁ?」とふと思ってしまいます.
デジタルカメラの便利さというのはものすごくわかっているし,
実際に色々なことに使っているので,全くもって否定するつもりはありません.
ただ,デジタル1眼レフを購入しても使いこなせる感じがしないんですよね.
今の現状を考えると,デジタルはコンパクトタイプで十分.
それが結論のような気がします.
by ryuma75 | 2007-05-14 20:50 | Mono