車の乗り心地

 この夏は色々と出かけることが多く,その手段としてマイカーを使うことが多かったんです.乗っている自動車はホンダのフィット.発売されてすぐに購入したものなので(といっても,5ヶ月待ちだった)初期型です.購入するときに,色々と他のメーカーの車と乗り比べをしたりしました.その時に乗り比べ他のは,日産マーチ,トヨタヴィッツ,スズキカルタスワゴン,トヨタdb,マツダデミオ,三菱ディンゴ,トヨタファンカーゴ.こういったリッターカークラスの自動車を色々と乗り比べをしている時にフィットが発売されたんです.フィットを試乗したときの衝撃は凄かったです.それはこれまでのリッターカーの印象をがらりと変えてしまう部分が多かったから.

 ボディーサイズやエンジンの大きさなどと燃費,車の剛性すべてを取ってみてもバランスが良かったんです.一番驚きだったのはぺなぺな感が無かったこと.がっしりとした固まり感にあふれているリッターカーなど当時はなかったので,これを購入することにしたんです.

 時は経ち,そんなフィットももうすぐ丸8年.走行距離はもうすぐ6万キロというところです.余り距離はいっていません.結構新車当時の乗り心地を維持しているんではと思っていたのです.また,ちょっと車格の大きい車にも負けてはいないレベルだと思っていました.が,しかし,同じ職場の先輩が運転しているフォルクスワーゲン・ポロに生まれて初めて乗せてもらうことがあったのですが,本当にビックリしました.年数的には6年目とそこそこいってはいるのですが,車のがっちり感というものがフィットと比べものにならないくらいのレベルだったんです.車の価格はポロの方が100万円以上高いので,同じ土俵というわけではないでしょうが,それにしてもという感じです.

 何が一番違うかというと,路面のあれたところを通り越したときの車の挙動.フィットの初期型はサスペンションが固くごつごつした乗り心地なんです.ポロも「これがドイツ車特有の固さか・・・」と思わせる堅めの乗り心地なんですが,一番の違いはそのショックを受けた後.フィットはショックをボディーでがっしり受け止めるという感じが無く(それでも以前のスターレット等に比べると格段の乗り心地だとは思うけれど・・・)多少ぐらつきがあるのですが,ポロはぴたっと1回でゆれが収まるんです.こんな感覚は今まで一度も受けたことがないので,本当に感動ものでした.だから,フィットの場合ショックを乗り越えるときに,身構えている状態があるのですが,ポロに乗ると車に任せておくことが出来るわけで,長時間のドライブでは体に対する負担が大きく変わってくるのは誰にでもわかることです.

 今発売されている国産の新車は,もっとがっしりしてきているんだろうとは思いますが,色々乗り比べてみなければわからない部分も多々ありそうです.ただし,当然日本国内で乗るには一長一短があるわけで,ポロは小型車ながらプレミアムガソリンを必要としますので,走らせるのに必要な金額はフィットに比べるとかなり高額になるわけです.

 自動車を購入するには,その車を必要とすることがらに優先順位をつけていかなければいけないと思います.そういう意味では,今のぼく自身ではフィットで十分と思う部分があるのでどうということはないのですが,国産メーカーにはもっと頑張れるところがあるんだろうなということもわかりました.

 世界の小型車の文法はフォルクスワーゲンにあるというのを,本や雑誌などに書かれているのを何度か見たことがあったのですが,それはウソではないということを肌身を持って感じた出来事でした.
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