「晴れたらライカ,雨ならデジカメ」から・・・

晴れたらライカ、雨ならデジカメ
田中 長徳 / / 岩波書店
スコア選択: ★★★★



デジカメは,とっても便利です.
しかしながら,カメラ好きの人間としては,どうも何か物足りない.
そう思ってしまうのです.
これは,誰もが認めるところだと思います.

ドキドキ感がないということでしょうか.
液晶の画面を見ながらシャッターを押すと,その通りの写真が出来上がります.
完成型を見ながらの写真撮影なんですよね.
だからこそ,仕事や失敗したくない場面での写真撮影に
多くつかうんですけれどもね.

それから,スピード感もそうでしょう.
撮影してからフィルムを現像にだし,それが上がってくるまでの時間は
全く要らなくなったのも大きいです.
ポラロイドなどもありましたが,ポラロイドは1枚限り.
デジカメは複製しようと思うと瞬時にいくらでも複製できますしね.

デジカメの長所はそのままカメラ好きの人間にとっては
まさしく短所に感じる部分なのかもしれません.
アナログの銀塩には偶然という物がいっぱい詰まっていて,
それを期待してドキドキするというのがあるのかもしれません.
だからこそ,喜びや悲しみが一際浮き立つ感じがします.

私はライカを持っていませんが,フィルムカメラを携えて
シャッターを押す時のドキドキ感は,たまりません.

この本の題名にあるとおり,それこそ使い分ければいいのだと,
今更ながら再認識をした次第です.
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