仕事仕事といわずに・・・

旅するカメラ (3) (えい文庫 (151))

渡部 さとる / えい出版社



好きな写真家がいます.
渡部さとるさん.カラーはヴィヴィッドな色遣いをするのですが,
静かな写真という感じの印象を受けます.

初めて目にしたのは,「旅するカメラ」というエイ文庫.
マニア向けの本を多く出版しているエイ文庫には,
それまでカメラを扱った物が多かったのですが,
この本が出てから,色々な写真家の方の本が出るようになりました.
その内のひとつが「旅するカメラ」
そこに写っていたのは,南の島の風景や白黒の写真.
すっと心に染みる感じだったのです.
文章を読まずにまず写真を見てこの本を買ったのですが,
文章を読んでみると,写真を通して著者が得たであろう人生が,
そこには記されているように感じました.

ふと,気分を落ち着かせるためにすぐに読むことが出来るよう,
枕元に常においておく本の内のひとつになりました.

そして,そのシリーズの3冊目.
これまた,今回も良い感じになっています.
今回の本の中では,米沢の写真がやっぱり静かに感じます.
写真の中に,著者のふるさとを思う気持ちがありありと出ているようで,
じーっと見ていると,何だか涙が出てきそうです.

こうなってくると,実物を見てみたい気持ちでいっぱいになってきますが,
これまたなかなか写真展に合わせて動くということも出来そうにありません.
仕事仕事といわずに,写真に触れる時間を作れたらなぁと思います.
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