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日本酒の古酒

日本酒は余り飲まないのですが,ここの銘柄なら飲めるということで
ひいきしているところの日本酒を購入してきました.
富久錦という銘柄なのですが,ここのお酒はどの種類のものでも
大概飲めてしまうのだから,不思議です.
つまり,日本酒になれていない僕にでも飲めるお酒.

お酒を買うのも,日本酒にくわしくなおかつ愛していらっしゃる酒屋さん.
ここのご主人のお薦めとあらば,絶対に間違いなしという感じで
芋焼酎も一緒に購入してきました.

日本酒の古酒_b0069720_1943613.jpg


日本酒は富久錦の「老々」
蔵で3年間寝かされてから瓶詰めされた日本酒の古酒なんですが,
これが発売されたのは5年前.
たしか,5年前にこれが出たばっかりの頃購入して,飲みました.
色は少し飴色がかり,独特のとろみと甘みがあり,しかしながら後口さわやか,
凄くおいしかったのを覚えています.

で,今回購入したのはその時に発売されて仕入れたものの一本.
つまり5年前に購入したものと中身は同じ,通算8年の熟成ということです.
5年前との違いは,色は琥珀色になり,熟成が進んでいる感じです.
瓶の中にはおり一つありません.
「ぬるめに燗をして飲むと最高ですよ」との酒屋の親父さんのアドバイスを元に,
その通り飲んでみると,ぶったまげました.
「これが日本酒か・・・」と.
風味はとにかく濃厚な甘み.チョコレートと見まがうばかりの香りが漂って,
一口飲んでみれば,それは口から鼻へとものすごい勢いで広がるばかり.
旨味も凄く,日本酒を飲んでいる感覚ではありません.

日本酒の味もわからない人間がこんな贅沢なものを飲んで良いのかと
思ってしまうぐらいおいしいです.
蔵の直営店では,カタログ落ちしていますから在庫はないみたいです.
日本酒が大好きな皆さんには,「味のわからないヤツが何を飲んでいる」と
怒られそうですね.
でも,おいしいものは仕方がないんですよ.

焼酎はまだ明けておりません.
これも楽しみだなぁ.
by ryuma75 | 2007-02-11 19:57 | Food & Drink

世界は身近なところでも,大きく広く,そして深くてとても面白い.色々興味を持ったものを眺めて,読んで,聞いて,遊んで,動いて,味わって.そして楽しんでます.


by ryuma75
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