なるほどの対話
2005年 10月 23日
なるほどの対話
河合 隼雄 吉本 ばなな / 新潮社
スコア選択: ★★★★★
河合隼雄さんと吉本ばななさんの対談が新潮文庫から出てました.
この本を購入したのは1ヶ月ほど前.
長い間本棚に置いてあったのですが,
読み出すとものすごく早かったです.
河合隼雄さんは,この本の中では絶好調ですね.
いやはや,面白い.
そしてビックリなのは,吉本ばななさんです.
僕のイメージとは全然違うような気がします.
(勝手なイメージなのかもしれませんが・・・)
このお二人の対話を読んで思ったのは,
お二人とも言葉を操る人同士,的確な言葉をポンポンと投げ合って,
それがとても面白いキャッチボールになっているところです.
しかもその言葉のキャッチボールは,内容のないものではなく
どれもが言葉に意味があり,経験があり,そして人間性のある
意味合いが存分に含まれている,そんな風に感じました.
対談であるので,その人の言葉のリズムや声の出し方,
顔の表情などで,言葉というのは色々と意味合いが変わってきたりしますので,
本を1度読んだだけで,内容がくみ取れているかといわれると
自信がありません.
ですので,何度と無くこの本を読むことになるのではと思います.
しばらくは,枕元から遠いところにはおけない本のような気がします.
それから一つ気になったのは,吉本ばななさんのクレジット.
最近の本は「よしもとばなな」という風に書いてあるのが多いような気がしますが,
これは以前の「吉本ばなな」ですね.
使い分けていらっしゃるのでしょうか?
河合 隼雄 吉本 ばなな / 新潮社
スコア選択: ★★★★★
河合隼雄さんと吉本ばななさんの対談が新潮文庫から出てました.
この本を購入したのは1ヶ月ほど前.
長い間本棚に置いてあったのですが,
読み出すとものすごく早かったです.
河合隼雄さんは,この本の中では絶好調ですね.
いやはや,面白い.
そしてビックリなのは,吉本ばななさんです.
僕のイメージとは全然違うような気がします.
(勝手なイメージなのかもしれませんが・・・)
このお二人の対話を読んで思ったのは,
お二人とも言葉を操る人同士,的確な言葉をポンポンと投げ合って,
それがとても面白いキャッチボールになっているところです.
しかもその言葉のキャッチボールは,内容のないものではなく
どれもが言葉に意味があり,経験があり,そして人間性のある
意味合いが存分に含まれている,そんな風に感じました.
対談であるので,その人の言葉のリズムや声の出し方,
顔の表情などで,言葉というのは色々と意味合いが変わってきたりしますので,
本を1度読んだだけで,内容がくみ取れているかといわれると
自信がありません.
ですので,何度と無くこの本を読むことになるのではと思います.
しばらくは,枕元から遠いところにはおけない本のような気がします.
それから一つ気になったのは,吉本ばななさんのクレジット.
最近の本は「よしもとばなな」という風に書いてあるのが多いような気がしますが,
これは以前の「吉本ばなな」ですね.
使い分けていらっしゃるのでしょうか?
by ryuma75
| 2005-10-23 20:49
| Book & Magazine